歯周病治療

「歯周病」と聞いて、「自分には関係ないよ」「私は大丈夫」と思っている方は多いかもしれません。
しかし、きちんと歯医者さんで検査をしてもらったことがありますか？ 歯周病は静かに進行する病気。
多くの方は検査を受けて初めて自分が歯周病であることに気づかれます。
初期ではほとんど気付くことがなく、「最近歯ブラシで血が出る…」という方は中等度以上、「歯がぐらぐらする」というかたは重度歯周炎ということもすくなくありません。
つまり、ご自身で自覚する頃にはすでに進行していることが多いのです。

まずはきちんとした検査を受けてください。
歯周病の検査は簡単な検査で、痛みもほとんどありません。
心配な部位があればレントゲンも撮ってしっかりチェックしていきましょう。
（全て保険適応で行うことができ、初診時の費用は3千円程度が目安です。）

そもそも、なぜ歯周病になるのでしょうか。
歯周病は歯の支えとなる歯槽骨が溶けていく病気です。
磨き残した汚れをエサに、歯周病細菌が増えて炎症を引き起こすことが原因です。
細菌が増えたものが歯垢（プラーク）、それが固まった物が歯石です。
つまり、

• 今ついている歯垢、歯石をとること　
• 新たな歯垢・歯石がつかないようにすること

この二つが大きな治療の目的となります。

歯科医院での歯石取り
ご自宅でのセルフケア
この二つの柱で歯周病を治療していきましょう。