歯医者は歯の治療に行くところ？「メンテナンス」の大切さ

以前の歯科通院というと、「痛くなったから治療にいく」というイメージだったでしょうか。

歯がしみるから

歯茎が腫れた

歯がぐらぐらする

いろいろな問題が起きたから歯医者に行かなきゃと思って歯医者に行ってませんでしたか。

 

虫歯の治療や歯周病の治療も私たちの大切な仕事ではありますが、それ以上に大切な仕事があります。

それは、「メンテナンス」です。

虫歯や歯周病は治療した直後は理想の状態だとしても、そこをスタートに日々変化していきます。

口の中は常に細菌が住んでいる状態で、湿気も多く環境としてはとても難しい場所です。

また食事をするたびに非常に大きな力がかかり続けています。

きちんとした管理がされていなければ、そこでどんなことが起こってくるかは想像がつきますでしょうか。

治療が終了した良い状態をいかに長く保っていくかが、「メンテナンス」が重要な理由です。

車の車検やおうちやマンションの管理、お肌のエステなどと同じと思うと分かりやすいでしょうか。

つまり、「トラブル」が起こらないように管理していくことが大切なのです。

 

せっかく時間とお金をかけて治した虫歯も、何の管理もなければ悪くなる一途です。

またつらい思いをしながら、歯の寿命と健康をすり減らすのはもったいないと思いませんか。

私たちの理想は「すべての患者さんが一切の治療を行わなくてよい状態」です。

悪いもの（虫歯・歯周病）に労力をかけるのではなく、せっかくなら健康の維持に皆さんのお金と労力を費やしていただきたい。

実際メンテナンスにしっかり来る方はトータルの来院回数と費用は格段に少なくなります。

治療が必要だとしても最小限で済みますし、その分より良い自費治療に費用を充てることもできます。

 

しっかり治療して、しっかり管理していくことがより健康で気持ちの良い生き方につながると思っています。

これからの歯医者のかかりかた、少し見方が変わっていただけましたでしょうか。

院長　楠田詠司

 

 

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