予防歯科・定期検診
歯医者は「痛くならないために行くところ」
最近では予防歯科の考え方はすでに多くの方がご存知のようです。
以前は「痛くならないと行かない」という方が多かったのですが、今では「定期的にみてもらってないと心配」「こまめに来ていると安心」という声をよく耳にします。
『メインテナンス』の本当の目的
メインテナンス(定期検診)は当然、定期的にお口の中をチェックして異常がないかを確認することが目的です。
問題があれば早期に治療することで最小限の侵襲で時間と費用も抑えられます。
これも大きな目的の一つですが、私たちにはもう一つの大きな目的があります。
それは、「患者さん自身の意識の変化」です。
当院ではメインテナンスのたびにお口の中をチェックし、プラークの付き方、ブラッシングの確認・指導、一人一人にあったケア用品の提案などを行ってまいります。
その中でみなさんのお口の健康に対する意識が変わっていくことを多く感じます。
だんだんと皆さんの方が熱心になられてくることも。
そういう方はお口の中を一見しただけでトラブルの少ない口腔内になっていき、長期的に安定した状態を保つことが出来るでしょう。
「メインテナンス」と「セルフケア」の2本柱
メインテナンスはクリニックでのプロフェッショナルケアですが、きちんと予防をしていくうえでご自身によるセルフケアは欠かすことのできない重要なポイントです。
メインテナンスは毎日のセルフケアのチェックポイントなのです。
メインテナンス時にはセルフケアにおいて気を付けるポイントや、補助器具の使い方の指導、生活習慣のポイントなどをお話しさせていただきます。
ひとりひとりにあったケア用品の提案
セルフケアを行う上で大切なのが「道具選び」です。歯ブラシなんてどれも同じとおもっていませんか。歯ブラシだけですべてきれいに出来ると思っていませんか。
虫歯のリスクが高い方、歯周病が心配な方、歯並びの難しい方、被せものが多い方、ブリッジの入っている方、インプラントをされている方。それぞれケアのポイントが違うのであれば使う道具も変わってきます。歯科衛生士がそれぞれに必要な器具をご提案し、使い方から丁寧にご指導いたします。